- 2020.11.24 UP !
爆速外付けSSDを作る。M.2 (Type2280) PCI-Express(M key)USB Type C 転送速度1000MBをMacbook Proで目指す
データは基本、外付けSSDに入れて、保存するので、転送速度は重要です。
僕は昔書いた記事であるように、imacを外付けSSDで起動して、爆速マックで2012年から利用していました。
当時からMAC内蔵SSDは高額だったので。
今は、内蔵SSDも少し安くなって、さらに、接続方式も形も違うSSDが出ており、そいつで外付けSSDを作ると、さらに高速だとは知っていました。
現在の環境で全くと言っていいほど不満はない速度なんですが、いつか作ってやろうと思っていた、超爆速外付けSSD
Macbook Pro 16インチを購入したので、小さい外付けSSDを作りたい、となったので実行
色々調べていくうちに、これは、調べないとわからないわ、という情報があったのでまとめておきます。
まずは新規格 M.2のSSDにも色々タイプが有る。
価格ドットコムなので調べると接続方式がPCI-Expressとなっていて、全て同じように見えますが、実際はさらに細かく別れていました。
M Key または NGFF(M Key )
NGFFはM.2の旧称でNext Generation Form Factor の略だそうで、
結局はM Key のことで、差込口の形の名前です。
これを買えば間違いないと思います。
B-Key
これも差込口の形名前。
これでもいいのかもしれません。
B+M Key
同じく差込口の形名前。
これは 旧式なので、遅いです。
参考先 https://pcinformation.info/ssd/m2-ssd-key.html
ということで、M Key のSSDを用意する
SSDには最近安くなってきた理由として、寿命が短くなってきている事があります。
昔買ったSSDなんて、256Gで3万なんて余裕でしましたが、まだ現役で規格が全然違います。
TLC MLC などの規格がありますが詳細はこちらの記事で。
今回はTLCを採用しているらしい、それにしては格安なトラセンドのSSDを買いました。
僕はポイント込だと楽天が一番お値打ちだったので楽天で購入
1GでTBW 2200TBWというのに惹かれました。参考値ですが寿命が長いほうがいい。
TBWとは書き込める総量をあらわす単位です。 たとえば 60TBW とは 60TB 書き込めるという意味です。 つまり 60TBW のSSDに、毎日 1TB 書き込むと 60日 で寿命に到達するという計算になります。
問題はケースです。よくわからない。。まとめます。
Thunderbolt 3規格は除外
Mac book pro は Thunderbolt 3規格ですので、実際はもっと早いThunderbolt 3規格のSSDケースを買えばいいのですが、
Thunderbolt 3規格のSSDケースはUSB接続ができないものばかりです。
そうすると、古いMACたちにつなげる事が出来ません。古いMACたちはUSB Type C ケーブルにも対応していなく,
USB3.0なのです。なので、今回は価格も安い、usb3.1 gen2 規格のUSB Type Cで接続できる、外付けケースを買って、
旧MACたちにつなげるときはケーブルを変えて、usb3.1 gen2 規格のUSB Type CとUSB3.0のType Aケーブルでつなげるケースを探します。
追記 2023年にThunderbolt 3ケースでもつくりました。
macbook pro 2019 16インチにて、外付けSSDをThunderbolt 3でM.2 SSDで作ってみたよ。
接続ケーブルによる速度限度
規格名 | 転送速度 |
---|---|
Thunderbolt 3 | 40Gbps |
usb3.1 gen2のUSB Type C | 10Gbps |
USB3.0のUSB Type A | 5Gbps |
おまけ USB32.0のUSB Type A | 480Mbps |
今回目標とするのは、今まで接続していた、USB3.0の5Gbpsの倍の速度、10Gbpsです。
色々揃ったら、Thunderbolt 3の40Gにも挑戦してみます。
参考
https://hanpenblog.com/3508
選んだSSDケース
ポイントは、
M.2 NVMe と書いてあり、M-Key対応
長さ2280対応
USB3.1 Gen2対応
USB Type-A(USB3.0)とType-C(USB3.1 Gen2)ケーブルで接続可能・ケーブル付き
USB Type-AUSB3.1 Gen2)とType-C(USB3.1 Gen2)ケーブルで接続可能・ケーブル付き
3.0のUASP対応と書いてある。
などです。
あと、レビューで速度出ないなどなかったから。
実際どうだったか?出来たのか?
MAC BOOK PRO 16インチに 接続して計測 USB3.1 + USB3.1 接続
900出ました。今までのSSDのほぼ倍。
無事、できました。
まだ使ってみないとわかりませんが、
大量のデータをやり取りする際、発熱がすごい、と書き込みがよく書いてあったので、
色々体験してみます。
とりあえず無事完了。
iMAC 2015 27インチに 接続して計測 USB3.0 + usb3.1
400出ているので満足です。
なぜか、最初は30mb/sとなってあれってなりましたが、一度Macbookでファイルを入れたら、普通に接続できました。
ちなみに、imac2015 27インチ 普通のSSD960Gの計測が↓ USB3.0 UASP対応
ファイルも半分くらい入っているので、同じくらいのスピードですね。
つまり、M.2 のSSDは usb3.1で繋げないと、高速化しないという事が証明されました。
遅くもならないということも。。(◀この記事がなかなかなかったので、一安心)
これでMAC BOOKと IMACのデータのやり取りも、相互でできるようになりました。
今後は、余裕があれば、サンダーボルト3接続もやってみようかな
こうなると、ケースだけで¥15,000位するのと、
サンダーボルト3接続のMacでしか接続できなくなるので、そのうちIMACも変えたときかもしれませんが。
Macbook 16インチ 1TBの内蔵SSDを計測したみると、
すさまじい。いきなり最後のボスを倒しにいけそうな数値です。
サンダーボルト3接続するとM.2 のSSDはこんなスピードが出るらしい。。
外付けで音楽ファイルや動画を編集している場合はすごくいいんではないかな、と予想されます。
グラフィックデザイン・WEB制作では、900もでれば十分でしょう。サクサクです。
あとがき
HDDの時代で、矢印がぐるぐるまわるの待っていた時代が懐かしい。とはいってもまだ10年以内前くらいですけどね。
コンピューターは本当進化してますね。
確かに昔は、使いづらく、改善の余地は大いにあった。
しかし、進化した分、制作側はやることも増えたし、
選択肢が増えて、単純でなくなりつつあるので、いいとこ悪いところですかね。
通信速度と、パソコンがどんどん改善されて、
サーバーなどの性能がよくなって、難しい処理も早くこなせるようになればなるほど、
新しい、言語が生まれて、便利になって、やれることが多くなる。
昔できたことは当たり前になって、どんどんイノベーションを求められる。
WEB制作は、つねに進化して行かなければならないので、もう40歳を迎える自分としては
なかなかつらいところもありますけどね。
本当は、伝統工芸や芸術みたいに、ただ制作をブラッシュアップし続けたいところでもありますけどね。
そうは問屋がおろさないみたいです。

1980.11.26生まれ 2児の父 愛娘家 趣味:料理 DIY
2000年、名古屋栄の東京デザイナー学院名古屋校(現名古屋デザイナー・アカデミー)を卒業。
グラフィックデザイン歴25年以上、WEB制作歴20年以上。
30歳で起業。起業前は音楽活動(HIPHOP)、看板屋(看板・店内サイン制作)、デザイン会社(WEB等制作)などを経験