- 2026.02.16 UP !
WordPressで日本語スラッグの条件分岐がうまくいかない原因と解決方法

こんにちは FULL Web Designの渡邊です。
この記事は開発者向けの記事です。
日本語スラッグで条件分岐がうまくいかないケースについて
WordPressで固定ページの分岐処理を実装していると、日本語スラッグを使用している場合に、条件判定が意図通り動作しないケースがあります。
これは「日本語スラッグが使えない」という話ではありません。通常の運用や表示には全く問題ありません。ただし、条件分岐やURL判定をコードで扱う場合に、微妙な差異が出ることがあるという話です。
なぜ日本語スラッグで分岐がずれることがあるのか?
1. URLは内部的にエンコードされる
日本語スラッグはブラウザ上では日本語に見えますが、内部ではURLエンコードされます。取得方法や比較方法によっては、想定と違う値になることがあります。
2. マルチバイト文字の比較
日本語はマルチバイト文字です。環境や処理の仕方によっては、完全一致の比較でズレが出ることがあります。
3. 条件分岐を入れた場合のみ発生する
通常表示やリンク動作では問題ありません。今回のケースも、「固定ページかどうかをコードで判定する」分岐処理を入れたときにだけ発生しました。
実際の対応
今回のケースでは、スラッグを英数字に変更することで条件分岐が安定しました。
ただし、これは「日本語が悪い」という意味ではなく、コード上での判定をより確実にするための対処です。
普段はどうしているのか
実務では、条件分岐が必要な場合はスラッグ比較ではなく、固定ページIDで判定する方法を採用しています。
- get_queried_object_id() を使ったID指定
- 必要に応じてpost_typeでの分岐
- URL文字列への依存を避ける設計
これにより、スラッグ変更や環境差に左右されない、安定した分岐処理が可能になります。
結論
日本語スラッグは通常利用において問題ありません。
ただし、条件分岐やシステム処理に組み込む場合は、英数字スラッグやID指定を使うことで、より安定した構造になります。
サイト構築では「表示」と「内部処理」を分けて設計することが、長期的な安定につながります。
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