MAMP PROについて 検証してみた。【WEB制作・開発者向け】
どーもD-Makring Design ワタナベです。
ホームページをいきなりサーバーにアップする事はなく、
一度パソコンに仮サーバーを設置して、そこで制作して、
ある程度出来てからサーバーにアップします。
そこでローカルサーバーを設置する必要があるのですが、
WINではxampp Mac ではMAMP といったソフトが有名ですが、
今回サイトのhttps化に常時対応をしていこうと考えており、
毎回、ターミナルでコマンドを入力して、自己サーバー認証を作成するのが面倒だ、
また、最近のクロームでは
Chrome58でエラーになる問題という課題があり
Subject Alternative Name を自己認証に入れなければならず、
そこのところでつまずいたので、MAMP PROを試してみました。
結果MAMP PROについてわかったこと
1.Subject Alternative Nameに対応している
お休みを使って、テスト仕様期間内に検証した所、ローカルサーバーでもSSL化が成功しました。
ちゃんと緑のアイコン状態になりました。
2.MAMP PROはライセンス1個にPC1個らしい
どうやら複数台のPCで同じアカウントで使えないみたい。
う〜ん、これだとPC台数分購入しなければならない。
常時仕様しているPCは1台だが、サブ的なPCにも購入しないと
同じ環境が共有できなくなる。
2020年 MAMP PRO 5を導入してみました で追記 ライセンスは1個で3PCまでインストールできるみたい。
3.MAMP PROを使うと、Hosterが使いずらくなる
MAMPにプラスHoster でローカルサイトを構築していますが、
PROはHosterがいらなくなる機能がついています。
MAMPプラスHosterに過去の設定を残し、
新しく今後PROを使っていこうなど、する場合は、
起動すると毎回PCのホストファイルの権限設定がデフォルトにもどるので
ホスターを利用する前に権限を書き出せるように変更しなければならず、少し面倒。
結果MAMP PROを試してみてわかったこと
1台のPCのみでよいなら、買うのもよいかも。
MAMP ホスターの設定はすべてやり直し。
ただ、有料ソフトにしばられることになるので、
他のPCとの共有の際、追加購入していかなくてはならない。
MAMP PROのバグを発見
色々やっていると、PHPのバージョンがすべてのサイト変更できるモードがある。
そのモードはCGIモードといってPHPをCGIで動かしている。
全サイト同じphpのバージョンの場合はモジュールモードといってPROではない時と同じだ。
このCGIモードがウリなのだが、このCGIモードでやると、php.iniの設定が反映されない。
具体的に言うと、
大きいファイルのデータベースをインポートしようとする(php my admin)
設定を32Gまでとする。
ファイルが32G以内であっても、インポートが30秒以上かかると、500エラーがでるのだ。
ただし、しばらく戻る機能も使えなくなり、実際はインポートが続いている模様。
そして戻る機能が復活すると、ファイルはインポートされているようだ。
つまり30秒でタイムアウトしてしまうのだ。
その設定の変更がわからず、断念。
色々やったが、どの設定も反映されなかった。
一応インポートできているからいいじゃんって思ったが、
なんとなく不安。
また、CGIモード→モジュールモード→CGIモードに変更すると
すべてのサイトのPHPのバージョンがモジュールモードで変更した内容に書き換わっており、
少し実用的じゃない。
ローカルサイトを40個50個も設定して、全て切り替えたら変わっちゃうなんて、。
以上、なかなか検証した記事が見つからなかったのでご参考までに

1980.11.26生まれ 2児の父 愛娘家 趣味:料理 DIY
2000年、名古屋栄の東京デザイナー学院名古屋校(現名古屋デザイナー・アカデミー)を卒業。
グラフィックデザイン歴25年以上、WEB制作歴20年以上。
30歳で起業。起業前は音楽活動(HIPHOP)、看板屋(看板・店内サイン制作)、デザイン会社(WEB等制作)などを経験