- 2026.02.27 UP !
【Xserver】既存システムを壊さずにサブドメインだけPHPバージョンを固定する方法

こんにちは FULL Web Designの渡邊です。
この記事は制作者向けの記事です。
既存の顧客管理システムを壊さないために
ホームページをリニューアルする際、既存の顧客管理システムや業務ツールが同じサーバー上で動いているケースは少なくありません。
その状態でサーバーのPHPバージョンを安易に変更すると、
- 既存システムが動かなくなる
- 管理画面が真っ白になる
- 社内業務が止まる
といったリスクがあります。
今回行ったのは、「既存システムに影響を与えず、WordPressだけPHPを最新にする」構造分離の検証と実装です。
今回の構成イメージ
- メインドメイン:WordPress(最新PHPへ変更)
- サブドメイン:既存顧客管理システム(旧PHPのまま固定)
この状態を作ることで、
- サイトの安全なリニューアル
- 既存システムの安定維持
- 将来的な段階的アップデート
が可能になります。
XserverでサブドメインだけPHPを固定する方法
① サブドメインの設置ディレクトリを確認
/home/xxxx/xxxx/public_html/subdomain/
このディレクトリ直下に設定ファイルを設置します。
② php.fcgi を作成
固定したいPHPバージョンを指定します。
例:PHP7.4に固定する場合
#!/usr/bin/sh
exec /usr/bin/php-fcgi7.4
※使用可能なPHPバージョンはXserverの「コマンドパス一覧」で確認してください。
ファイル名:
php.fcgi
パーミッション:
755
③ .htaccess に追記
同じディレクトリ内の .htaccess の先頭に以下を追加します。
Action myphp-script /php.fcgi
AddHandler myphp-script .php .html
これにより、このディレクトリ配下のみ指定PHPが実行されます。
④ 動作確認
phpinfo() を設置して確認します。
<?php phpinfo(); ?>
ブラウザで確認し、指定したバージョンが表示されれば成功です。
セキュリティ面で、確認後削除してください。
Xアクセラレータについて
Xserverの「Xアクセラレータ Ver.2」はサーバー側でPHP実行経路を最適化するため、.fcgi指定が効かない場合があります。
その場合は、
- Ver.1に変更
- もしくはOFFに設定
で対応可能です。
ホームページ制作ならFULL ウェブデザインにお任せ下さい。
初回お問い合わせは、メールにてお願いいたします。
Webデザイナー/制作者。
中小企業・個人事業主向けに、集客と運用を意識したWebサイト制作を行っています。
デザインだけでなく、公開後に「使われ続けること」を重視した設計を大切にしています。